脳と身体と意識のこと


アレクサンダー・テクニークは
単に、身体の使い方の話では終わらない。

何度もそう聞いていたはずなのに

改めて先月のレッスンのときに
体感を通して 実感しました。

昨年12月の
【アレクサンダー・テクニーク 乗馬レッスン】。

参加された方の主なお悩みとしては、

・正反動で首が痛くなってしまう

・身体をパーツごとに(例えば拳だったり脚だったり)
使いたいのに上手くいかない。

などでした。

木野村さんのレッスンを受けると
自分の身体に対する無意識の思い込みに
気づかせてもらえます。

身体への思い込みが軌道修正されると
自然と使い方が変わっていきます。

レッスン中、わざと以前の乗り方をして
違いを認識していただいたりするのですが、

「もう、昔の乗り方は辛いから
やりたくないです!(笑)」
という方もいらっしゃいました。😆

ところで 実はこの日、
私も木野村さんに見ていただきました。

馬上ではなく、地上で

数年前から引きずっている
座骨神経痛(自己診断😓)についてです。

結果からいいますと
お陰様で、
「あー、シンドイ!」と感じることは
ほぼ無くなってきています。

この時のレッスンで気づいたのは

やはり
実際の身体と
無意識の身体のイメージのズレ。

ありもしない筋肉を無意識のうちに
イメージしていたり。
骨のサイズを勘違いしていたり。

そのことで
自分の身体の動きを
これまた無意識に制限している。

手に負えないのは、

すべて無意識にしていることだから
的確に指摘されないと
まず気づかずに日々過ごしてしまうのですね。

でも、この日の1番の収穫は
【リミッター外し】。

レッスンの終盤に

「リミッターは解除したから、
加減は自分で決めて」

そう木野村さんから言われました。

身体を安定させたい
しっかり足で支えたい

たぶん、そんな気持ちから
ありもしない筋肉を作り上げて
自分の可動域に制限をかけていました。

実はこれ、
自分で自分の意識に対しても
やっていました。

安心できる場所から出ないで済むよう

私には向いていない…
不得意分野だから…
無理だから…

可能性を広げる前に
リスクを恐れて
リミッターをかけていました。

不思議なのは、
身体のことから入って得た気づきは
驚くくらい、腑に落ちるということです。

アレクサンダー・テクニークは
脳と身体と意識のこと。

この日、ストンと腑に落ちました。

「自分の意識のリミッター解除」。
今年の私の目標です。😊