それって、本当に「絶対できない」ことですか? 2021/02/15
最近、1日に2鞍
ウェスタンとブリティッシュ両方のレッスンを
受けられる方が増えてきました。
皆さん、初めてウェスタンのレッスンを受けると
片手で手綱を持つことや
ルーズレーンで乗ることに対して
緊張したり不安になったりされるようで
そんなことを、レッスン前に
あるお客様とお話ししていましたら
片手でも大変なんだから
「両手を放して乗るなんて絶対できない!」と、
その方がおっしゃるんですね。
危なくて本当にまだ出来ないことを「できない」と
おっしゃる場合には、
「そうですよね」と素直に同調する私ですが
この方なら出来る、という方から
「絶対できない」というセリフが飛び出してくると
フッフッフ。
実は、◯◯さんなら出来るんですよ〜。
今日のレッスンはそれトライしてみましょうか〜、と
口には出しませんが
密かに、ハートに火がついてしまうんですよね。
あ、でも
闇雲な挑戦はなさらないでくださいまし。
危ない場合には、決してトライ致しませんので。
その日のレッスンでは
危なくないように常歩から段階を追って
両手とも手綱を持たずに、
なおかつバランスを崩さずに
軽速歩や正反動の速歩ができるところまで到達しました。
「卵が先か、鶏が先か」という話になりそうですが
馬の上でバランスが取れないと
身体が緊張して
手に力が入ってしまう。
だけど逆のバージョンもあるなぁ、と感じています。
本当は、バランス良く乗れる身体使いができるのに
手綱を持つ手に力が入ると
身体全体の姿勢や緊張度に影響が及んでしまって
バランス良く乗ることができない。
本当は、バランス良く乗れる能力を持っているのに、です。
(あ、これはイメージ画像ですよ!)
だから、そういう方の場合は
手を放してもバランスが取れることを体感されると
手綱を持ってもその乗り方を再現出来るようになってきますし
正反動でも手がブレなくなってきます。
この日のお客様は
「『絶対できない!』と思ってたのに出来た〜!!」
と喜んでくださいました。
ウェスタンとブリティッシュ、
両方習うからこそ得られることもあるようです。
(↑しっかり受け止めて❣️これは宣伝ですよ!😁)