意識するだけで乗馬が変わる!?ーお尻を2つにする

コロナ禍の夏休み。
人混みを避けて、自然の中へ行く方が多いようですが

もしかしたら、観光乗馬などで
初めて乗馬を体験する方もいらっしゃるかもしれませんね。

はじめて跨って 馬が歩き出した瞬間、
「わー、揺れる!」
「高〜いっ!」
第一声はだいたいこんな感じです。

今は平気で乗馬を楽しんでいるクラブの会員さんのなかにも
「最初は馬の揺れが怖かった!」
という方は多いはず。

高いところで揺られると怖いものですが、
馬の上で感じる「揺れ」を、揺れる方向別に単純に分けてみると
・前後の揺れ
・左右の揺れ
という、2種類に分けられるかと思います。

このうち前後の揺れには、私たちはあまり怖さを感じませんが
左右の揺れについては、何故か話が別。

ちゃんと足が鎧に乗っていても、右へ左へと、
まるで鞍の上からお尻が滑り落ちていきそうな不安を感じたりします。

このとき、あることを意識できるようになるだけで
驚くほど恐怖感がやわらぎます。

ポイントは、お尻を「1つ」から「2つ」にできるかどうか。

「は?」と思いますよね。(笑)
たぶん、日常生活でお尻を左右分けて意識することって
あまり無いはず。

で、その感覚のまま ひと塊のお尻で馬に跨ると
馬が1歩あるくごとに、右へ左へお尻がズレて怖い感じがします。

じゃあ、どうすればいいか。

簡単です!

坐骨を感じて乗る。
まずは、たったこれだけ。

坐骨は骨盤の1番下の方にある骨です。

まずは自分の坐骨を見つけてみましょう。

骨盤を立てて椅子に座り、座布団を敷く感覚で
自分の手をお尻の下に敷いて座ってみてください。

ゴリゴリと、割と大きめの丸い感じの骨が手に当たるはず。

それが、坐骨です。
右と左にそれぞれ1つずつありますね?

では、馬に乗ったらその2つの坐骨が鞍に当たっている感覚を探してみてください。

例えば電車に乗っていて 揺れに耐えようと思ったら
揺れる方向と平行に左右の足を広げて立ちますよね?

それと同じように
左右の坐骨で鞍に乗る感覚がわかってくると

あら、不思議!

馬の揺れが、だんだん怖くなくなってくるものです。

これから初めて馬に乗る方は
ぜひぜひお試しくださいませ。😊

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