◯東京都・女性(50代)ーお楽しみのツボ、発見!

木野村 朱美さんのアレクサンダー・乗馬レッスンで
初めてクラインガルテンにおいでくださいました。
正反動のたびに首が痛くて…とおっしゃっていたのですが
その日のレッスンで、
痛くならない乗り方を習得されました。
現在、1年のプランで通っていらっしゃいます。

「乗馬は、憧れの趣味であった。
が、いざ始めてみると、楽しくない。
というより、かなり辛い。

馬に乗るたびに、首に激痛が生じる。
そして、馬はなかなか動かない。
『蹴って。蹴って。』という
インストラクターの指示に従って、
馬を蹴りまくる。
なんだか、
お金を払って動物虐待しているような気分になる。
それでも、大して馬は動かない。
馬が動かないと、
一緒に練習している方々に迷惑が掛かる。
心苦しい。

体も心も、辛い。
今を乗り越えれば、
大草原を颯爽と駆け抜ける日が待っているのだ、
と思ってみても、
馬に乗りたい気持ちが湧いてこない。
我が乗馬ライフ、
始まった途端に、
ファイナル・カウントダウン。

このファイナル・カウントダウン中に出会ったのが、
ファーム・クラインガルテンである。
馬に乗ると洩れなく付いてきたあの首の痛みが、
どうしたことか、
付いてこない。
そして、馬が動く。
なんと、蹴らなくても動く。
止まっても、また、動く。

ファーム・クラインガルテンでの乗馬は、
摩訶不思議!
辛くない。
というより、かなり楽しい。
馬の動きを感じる。
馬に乗っている自分の動きを感じる。
馬が私の動きを感じるのを感じる。
正直、本当に感じているのか、
単なる気のせいなのか、自分でも定かではない。
でも、この不確かで、
地味な一瞬一瞬が、
何故だか楽しいのである。

たとえ、
大草原を颯爽と駆け抜ける日が
待っていなくとも、
今は、この地味な一瞬のために、
馬に乗りたいと思っている。」