馬を探して、買って、作って。【第1話】

2021年7月1日

売り馬がいるという情報を得たので、馬を見に行ってきました。

「見に来るなら、7月1日の9時にお願いしますね〜」ということだったので
朝6時ごろに富里を出発。

梅雨真っ只中のこの日は、弱い雨が降ったり止んだり、涼しい1日でした。
雨のなか、目的地の牧場に9時ごろ到着し、厩舎を案内していただきました。

厩舎の中には、クォーターホースやサラブレッドのほかにも
アパルーサや、KWPN、ポニーなど
ふだん見慣れない品種の馬たちがたくさん。

興味津々でキョロキョロしていたら、
牧場のオーナーさんが
「この馬だよ」と。

お目当てのコは、牝馬たちの入っている厩舎の1番奥に居ました。
栗毛の6歳、セン馬。
ハフリンガー、アパルーサ、ペルシュロンなどの血が入り混じった雑種です。

第一印象は、「なんか、がっしりしてるなー」という感じ。
早速、皆で試乗させていただきました。

乗せてもらっての各人の感想をまとめると、こんな感じです。
↓ ↓ ↓ ↓ ↓

・駈歩が出にくい
・ブレーキが少し甘いね
・でも、跳ねたり引っかかったりはなかったから、乗ってて安心感がある
・ちょっときつめにプレッシャーかけても我慢できる子だった
・物見しなかったね

どんな馬か、オーナーさんに伺ったところ
↓ ↓ ↓ ↓ ↓

・ふだんは中学生くらいの子供達が乗って、障害を飛んだりしている
・とにかく丈夫で故障がない
・外乗にも使っている
・ウェスタンでもブリティッシュでも乗っている

とのことでした。

帰りの車中では、
どうする?買う?買わない?に始まり

「ブレーキが甘いのが気になる」
「でも、教えればすぐ覚えるんじゃない?」

「物見がないから、撮影に使えそうだよね。」
「うん、目の前で傘開いてもレインコートバタつかせても反応しなかった」

「流鏑馬や外乗にも連れて行かれそうなのは、魅力だね」

「撮影やイベントで活躍できるとしたら、クラブの馬にする?」
「それともレッスンに使うの?」

「自馬にしたいオーナーさんを募集する?」
「でもそうすると、撮影やイベントに連れて行かれなくなるよね」

で、

で、

で、結局どうする・・・?

「買うの?買わないの?」

話し合いはクラブに帰ってきた後も続き・・・
夜8時まで話してみたものの

なかなか結論は出ないのでありました。(笑)