コミュニケーションについて

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今日(あ、すでに「昨日」ですね(笑))は
宮田さんの講習会のため那須野ヶ原ファームさんへ。

(臨時休業にさせて頂き、ご迷惑おかけしてしまった皆様
申し訳ありませんでした。ご予約日をご変更くださり恐れ入ります。)

今まで教わってきたことを 漠然と反芻しながら
ふと思いました。

馬と人とのコミュニケーションは、
結局 人が馬のルール(コミュニケーション方法)にのっかって
意思疎通をはかることでは、と。

馬に理解される形で伝えるには それがどうしても必要なことですよね。
私達が海外へ行って暮らす時、その土地の言葉を学習するように。

人間のルールで「話しかけ」ても馬には伝わらない。

けれど 相手(馬)のルールに従ってメッセージを送れば伝わるし、
そうなれば人間社会でのマナーを馬に教えることも可能になります。

相手(馬)のルールに寄り添うことと、
自分(人)の意志を持ち続けることは 相反しないこと。

人と人とのコミュニケーションでも
そういうふうになると 楽だろうなぁ と思うのです。

相手に流されるわけではなく、
自分のアイデンティティを見失わずに
でもお互いに 相手のルールを尊重しながら対話ができれば…。

避けられる衝突が多いのでは?
そんな気がします。

 

写真は 今年の春、自宅の庭に咲いたチューリップです。

花びらが1枚だけ
葉っぱと花びらのツートンカラーに。
花弁は葉が分化したもの、と生物で習ったような記憶があります。

形は花びらになっても
葉っぱとしてのアイデンティティは失くさない。

極めて勝手なこじつけですが(笑)
そんな姿にも思えて。載せてみました。